ゴミから未来を創り出す「PHANTOM」
産業廃棄物は無害化。 農業や家庭のゴミは飼料に。
- これまで処理できなかったり、処理が難しかった 廃棄物の処理ができるようになる
- PHANTOMでの処理により出てくる残渣は無害化された状態
- PHANTOMでの処理工程で発生する二酸化炭素はほとんど無い状態
製品特徴
「PHANTOM」は装置の中で高温高圧の飽和蒸気で亜臨界水を生み出し、有機廃棄物を加水分解し低分子化させます。
燃焼させないためダイオキシンの発生を防ぎ、二酸化炭素の発生も抑制できます。
設備も単純な構造で、メンテナンスは圧力タンクのパッキン交換やボイラーと同様のため定期点検も高額になりません。
PHANTOMの特徴
コスト効率を実現します
従来多額に掛かっていた産廃処理費用をPHANTOM導入で抑える事が可能になり、収益向上にも貢献します。
3tの廃棄物を45分で処理
他の類似製品と比較しても圧倒的に高い処理能力なので、投資回収の可能性が高まり、事業の効率性も向上させることが可能。
さまざまな廃棄物を分解
産業廃棄物として処理される多種多様なゴミの分解処理に成功(実証済)。同時に複数の産業廃棄物処理の実現も可能に。
水で処理するので安全
二酸化炭素やダイオキシンを発生させることなく、あらゆるな産業廃棄物を安全に処理します。
残渣の再利用が可能
廃棄物を処理するだけでなく、処理後に堆肥化・飼料化・燃料化された残渣を再利用して収益化を狙えます。
誰でも操作が可能
装置操作はタッチボタン式で自動操作のため非常に簡便です。
※投入物により操作方法が変わります。
PHANTOMのしくみ
ペットボトル(廃棄物)と水を投入
蒸気を入れ込み、約200℃、20気圧の亜臨界状態に近づける。
亜臨界状態では水がH+とOH–になり高速で飛び回り、衝突によりプラズマが発生する。
高速で飛び回るH+とOH–が高分子を低分子に分解する加水分解が起こります。
二酸化炭素やダイオキシンを発生させないため安全に処理され、処理後の残渣は無菌化・無毒化されています。
PHANTOM設置図面例
- 電解高圧タンク
- ホッパー700×700×300
- ボイラー1200×2400×2000
- 消臭・消音装置1000φ×2000H
- 操作盤1000×1800
- 3F架台
- 2F架台
- IN ボールパイプ
- OUT ボールパイプ
- 駆動モニター
PHANTOMを中心としたリサイクルプラント導入実績
- 電解・高圧処理機
- ボイラー
- 粉砕機
- 投入コンベア
- 排出コンベア
- ペレット、発電、熱処理(減容)他製造ライン
- 操作盤
③④⑤⑥はオプション
PHANTOMが処理できる廃棄物
PHANTOMでのペットボトル処理試験結果
- 投入物
-
冷用ペットボトル500本(キャップ、ラベル付き)
水(飲料用地下水60L) - 処理後排水
-
20L水分量(乳白色)
- 水に含まれる成分
-
分析結果参照(無害)
- 沈澱物
-
水溶成分のうち約10%
※濾して乾燥させるとパウダー状で約1%まで減縮
株式会社 東洋環境分析センター
処理後排水を下水に流した場合の環境負荷は、業種毎に処理方法、基準があるため、別途分析にかける必要があります。
解決できる課題
海洋に流れるペットボトルや廃プラスチック、酪農排泄物、汚染物質、最終処理場など、
いまだに解決が見えない課題を抱えています。
このようなゴミ処理問題へのひとつの答えとして高圧プラズマ電解により、
わずか35分で廃プラなどを無害化し排水可能にするゴミ処理問題の解決のひとつなる機器を開発しました。
他にも酪農排泄物、生ゴミ、食品や水産の廃棄物など多くのものを無害化、飼料化することが可能です。
様々な社会問題にも貢献。
ラインナップ
3㎥ (3t) | 2㎥ (2t) | 1㎥ (1t) | 0.5㎥ (0.5t) | |
---|---|---|---|---|
本体重量 | 12ton | 10ton | 4ton | 3ton |
圧力容器のサイズ (直径) | 190cm | 160cm | 110cm | 80cm |
投入口サイズ (直径) | 30cm | 30cm | 20cm | 20cm |
最大可能投入量 | 3ton | 2ton | 1ton | 0.5ton |
排出物予想量 | 1.8ton | 1.2ton | 0.6ton | 0.3ton |
実質処理時間 | 45分 | 45分 | 30分 | 30分 |
予想処理光熱費 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 |
- 本体/圧力容器、攪拌機、モーター、
ボールバルブ、操作盤、配管、架台、商品用昇降機 - ボイラー(30気圧・蒸気発生量@1 ton/H)
- タンク、配管等、表面処理費
- 諸費用:設計、計器等、現地組立作業費
- 土地、建屋、ベルトコンベアー
- 特別仕様によるバルブのサイズ変更、
架台変更に関わる費用
価格・納品までの流れ
価格につきましてはお問い合わせください。
無償
期間:4週間程度
製造要件定義
- 御社1日当たりの有機廃棄物処理量
- 廃棄物内容
- 現行廃棄物選別方法
- 建屋設置可否
- 地盤状況 など
手付金:50%
期間:3週間程度
ご契約・準備
- ご提案図面承認
- 契約書締結
- 建屋建築
- 地盤確認
残金:30%
期間:約6ヶ月
製造・試運転
- 現地調査
- 労基へ製造申請
第一種圧力容器 - 製造(5~6月)
- 試運転
- お立合い実証・ご承認
残金:20%
期間:2週間程度
稼働・メンテナンスご契約
- 現地設置工事
- 試運転
- 労基審査
- お引渡し→完了
※作業員教育は製造中に弊社所有の1㎥機械を使って実施いたします。